• 土. 12月 21st, 2024

~下町物語~

入り組んだ現代社会に鋭いメスを入れ、おもしろおかしく書綴るブログである

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簡易デジタル無線をついに買ってしまいました。

この機種は、他より安く手に入るけど、まあ、評価は値段相応って感じの機種というかリグというか、マシンになります。

何が良かったのか?

  • 値段が安い
  • 第2ロットの為、アンテナが交換出来る
  • そんなに凝った使用が出来る訳もなく・・・これで十分(時間が無いという事で)

そんな状況で、開封して見ました。

こんな感じで、開封して充電機の上に載せてチャージ中ですが、電源入れていたらいつまでたっても、赤い充電中が消えないのは気のせいですかね?
明日朝まで様子みてみましょうかね。先ほど電源をoffにしたら緑ランプが点灯し充電完了になりました。そのような仕様であると思われます。

ただ、この機種悪い所もある

うーん。この機種は車載した際に直接給電をする端子がありません。車載しても、バッテリーが切れそうになったら、充電機に載せないと行けないという事になってます。クレードルですね。バッテリー単体でも充電できることから、かえのバッテリーを用意して、常に2台体制で運用していかないと駄目かと思います。

後は、他の国内メーカーと比べて、起動は多少遅い・復調も多少遅いことから、値段相応って事になります。コーデックは、ライセンスの問題から同じコーデックを使用していると思われるため、単純に復調する際のCPUの差だと思われます。安いから、それなりのCPUなんだと思います。

内部の設定をいじるためのソフトウェアが、ちょっと駄目かもしれません。いまいちちゃんと動かない感じがしました。管理者権限が必要な理由も分かりませんし、電子署名を受けてない事から、OSからインストール時危ないソフトウェアだといって実行しますか?を聞かれます。単に電子署名がされていないだけです。ただし、動作もちょっと不明な所が多すぎる。

ファームウェアについて

機種が送られてきた物のファームは、Ver1.11が入ってました。現在は、Ver1.13が2020年9月先月releaseされていますので、筆者もサクッとファームを現在の最新までアップデートをしておきました。なんとなく起動は多少は速くなった気がしました。releaseノートは、下記の通りです。

https://www.frc-net.co.jp/softwaredl.html

簡易デジタル無線とは?

一応おさらいです。
簡易デジタル無線は、運用上プライベートやレジャー用でも、業務用でも使って良いことになっています。ただし、免許不要とされてますが、運用上で免許状は必要な機種となります。

関東なら関東総合通信局に対して、開局申請を行い3000円弱の開局費用を払ってからの使用になります。現状PTTボタンを押せば、電波は出てしまいますので、くれぐれも開局申請が終わる迄、ダミーロードを接続した状態以外での、電波発報は法律で禁止されています。

誰が出したか?分からないと思われるかもしれません。簡易デジタル無線機は、1つ1つシリアルを持っており、ユニークになっているので、送信時その固有コードも含めて送信されている点だけ注意が必要です。
無申請局は、取締の対象になるという事です。技適番号をもらっていても、申請を出さず電波を出す事は物理的に可能ですが、倫理的に出来ません。

周波数帯は、351.2MHz ~ 351.38125MHz 6.25kHz 間隔 30波 5Wとなっています。この機種は、上空では使えない機種ですので、運用地域としては、日本領祖の陸上と海上のみという事になります。上空利用が出来る機種は、ケンウッドから発売されており、上空では1Wの出力制限が必須となり、これらの機種を使う場合は申請の使用場所が上空の要件も記載でき、上空利用が可能となります。

どうも、1Wでは届く範囲が限られているが、上空で5Wの出力を炊いてしまうと、陸上で使っている運用局に迷惑がかかる恐れがあるという事らしいです。

出力は、陸上・海上5W・上空1Wです。今まで筆者は特定省電力無線機を使っていましたが、その出力は10mWですので、どれだけの出力差があるかお分かりになるかと思います。その出力差分距離が飛ぶという事ではありません。

特定省電力トランシーバー通信距離の目安

特定省電力トランシーバーは、免許や登録はもちろん不要ですが、 通話距離は基本的には200m以下ですが、機種によっては500mの距離で通話が可能なものもありますと定義されています。勿論レピーターとかを使う事で、もっと距離を稼いだ通信も可能な場合があります。簡易デジタル無線機と比べるのには、出力の圧倒的な差から酷な話かと思います。

簡易デジタル無線機通信距離の目安

簡易デジタル無線の通信距離ですが、デジタル簡易無線の最大出力は1wまたは5w。 通信距離の目安は1km5km程度で、見通しの良い場所であれば5km以上の通信が可能なケースもあるようです。単純に、アマチュア無線でいうと433MHz帯と144MHzの間に位置する周波数帯なので、より障害物には強く広範囲に届くかと思います。

筆者は、アマチュア無線の免許を持っているので、気軽に433MHzや144MHzの20wとか使える訳ですが、仲間内で使うにはライセンスの有無などで、流石に気軽に使える物ではなく、今回の簡易デジタル無線機貸与なども問題無いそうなので、免許状が機械についているという事みたいなので、2台購入して登録しておくことでイベント時に使うとか、どこかタンデムでドライブに行く際などに便利かなと思っています。

下記の様に、山の上から山の上であれば176kmの距離で5Wで通信が出来ています。

下記ロケーションが良ければ、こんな長距離の通信もできるようだ。790km凄い。といっても、山の上からならコンディション良ければ行けそうですね。

ということで、明日にでもマシンを登録申請を提出し、15日前後かかると思いますので、それ以降に電波はだしてみようかなと思っています。

さっき、車でどこに固定しようかと悩みましたが、メイクセンスな場所は全くありませんでしたorg・・・。ちょっと色々考えてみようと思います。

使用用途

使用用途については、キャンプ・スキー・ドライブ・ショッピングモール内での利用などが便利かと思います。おそらく、近くのスーパーとかでも家から十分電波は届くかなぁと思っています。

キャンプだと、散歩している最中や何かトラブった際の諸連絡、車をサイトにつけない場合の遠距離連絡や、近くのコンビニやスーパーの買い出し時の連絡などに威力を発揮すると思われます。

実は色々迷った

というのも、簡易デジタル無線機を買うか、ワイドバンドレシーバーを買うかを凄く迷いました。近年アナログで送信されている無線が少なくなってきており、デジタル化の波が押し寄せてきているなか、ワイドバンドレシーバーで、どのように楽しめるのか?を考えた結果、今回は電波の飛び方なども気になっていた、簡易デジタル無線機という結論にいたりました。

ただし、どこかで、エアーバンド用に受信機をかってみようかなとは思います。安い奴で問題ないと思いますが。

とりあえず、今月1台・来月1台で2台包括登録しようと思います。コミケでもきっと役に立つはずと思ってます。

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